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宮崎の海と空に、しばらく見とれた話
青島のビーチで波の音を聞きながら、ぼんやりと過ごした午後のこと。
#旅行#宮崎
青島に着いたのは昼過ぎだった
電車を降りて歩くこと数分、松林をぬけると突然、海が現れる。
正直、こんなに透き通っているとは思っていなかった。エメラルドグリーンというより、もっと深くて静かな青。日向灘と呼ばれる海は、どこか気前がいい色をしていた。
鬼の洗濯板のこと
砂浜の先に、波に削られた岩盤が広がっている。「鬼の洗濯板」と呼ばれる地形だ。
ゴツゴツしているのに、不思議と整然としていて、自然が何万年もかけてつくったパターンだと思うと、しばらく動けなかった。
写真を撮ることも忘れて、ただ眺めていた。
何もしない午後
ベンチに腰かけて、持ってきた文庫本を開いたけれど、結局ほとんど読めなかった。
波の音、潮の匂い、遠くで子どもが叫ぶ声。それだけで十分だった。
旅先でこういう時間が持てると、なんだか自分が少し軽くなる気がする。
また来たいと思った
帰り際、振り返ったら夕日が海面に伸びていた。
宮崎は、また来ようと思わせる場所だった。